- 紀子 杉原
ストレスを減らす!
最終更新: 2020年11月24日

ストレス社会といわれている今、ストレスが全くないという方の方が少ないですよね。ストレスも多種多様になっていますが、一つ一つは小さくても複数のストレスが重なると、
・蕁麻疹、アレルギー
・胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍
・脳卒中、心筋梗塞
・糖尿病
・血栓症
・うつ病
など引き起こしてしまうリスクが高くなります。
ストレスを感じると、脳の扁桃体が感じ取り、扁桃体から全身をはりめぐらせている自律神経へ、扁桃体から副腎へ刺激が伝わり交感神経が強い状態になります。交感神経が強くなると心拍数が上がったり、血管が収縮して血圧が上がったり様々な反応(ストレス反応)
が起こります。ストレスは適度にあった方がいいのですが、過剰であると交感神経が休まることなく高い状態が続き身体にはよくない影響がおきます(上記以外ではがん、不眠症、月経困難症、子宮内膜症、子宮筋腫など)。
ストレス対策の1つに運動が挙げられています。どの程度の運動かというと、「週に3回、30分程度のウォーキングを会話ができる程度の速さ」です。
どうして運動がいいかというと、ただ気分転換になるというだけではなく、運動することで脳が変化をします。運動をすることでストレス反応の暴走をとめ、自律神経の興奮が抑えられ、副腎から分泌されるストレスホルモンも過剰に伝わるのを抑えられるそうです。
実際に心疾患のある方は健康な方よりも20%交感神経が高いのだそうですが、週3回のウォーキングを6か月継続することで、交感神経レベルが健康な方と同レベルになったという研究結果もあります。
じゃあ今日から週3回30分運動を!といっても毎日遅くまで仕事をしていたり、家事、育児など毎日ギリギリで過ごしている中どう時間をやりくりするか…。私自身はそう考えるとハードルが高くなってしまいます。ほぼ運動をしていない生活をしてます…
何か新しい習慣を始めたい時、その時間を新たに作るよりも、今すでにやっている習慣にくっつけてしまった方が継続しやすいです。そしてそれを3週間続けられると習慣となり「やらないと落ち着かない」になります。
なので私は、
・歯磨き+スクワット
・歩くときは早歩き
・週に1回は子どもと散歩(予想以上にハードになってしまうこともあり)
まずはこれらからやってみようと思います。できることから少しずつ。やってみてどう変化があるのか楽しんでみたいと思います。
ウォーキングは自然の中を歩くと、よりストレス対策に効果があります。自然と触れ合うと副交感神経が活性化され、たまった疲れやダメージを回復させる働きを持っています。公園や遊歩道でもいいかもですね。
お読みいただいた方もぜひ試してみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。